2024年 12月
11月末のオークションでネラング川に面したSorrento 地区の豪邸が700万ドルで落とされました。現オーナーは10年前に340万ドルで購入していたので約2倍です。私たちが使うコンピューターの見積もりでは近隣の取引事例から510万ドルでしたが当日シドニーとブリスベンの顧客2人で競り合って、最後の最後に第3の顧客が出てきて競り落としたというドラマチックな展開。先週のGold
Coast Bulletin 紙によりますと住宅の最多価格帯は100万ドル以上で1302戸、ユニットも100万ドル以上で609戸。2018年当時の最多価格帯は住宅が50-70万ドルで1201戸、ユニットが30-50万ドルで1270戸でしたので、マーケット全体が値上がりしています。ゴールドコーストの平均住宅価格は120万ドル、ユニットの平均売買価格は85万ドルともいわれています。
GCの物件価格が高くなる要因として人口増、雇用増、経済成長が考えられます。市のホームページでは2023年6月現在の人口は約 66万人。2016年当時ゴールドコースト市の人口は
約 57万人だったそうなので、毎年約 1万人増加しているようです。2028年までのゴールドコーストの経済成長は10.07%が予想されており、ブリスベンの9.53%、Qld州の7.93%、豪州全体での7.91%を上回っています。2023年だけの経済成長もQld州全体の2.4%に比べて、GCは年3%の成長があったそうです。
昨年大晦日のカウントダウン花火を見に海岸に来た人はサーファーズパラダイスで5万人だったそうです。ブロードビーチの海岸には2万人、クーランガッタに1万人、その他の海岸で5000人と発表されました。年末の金曜、土曜日には16万人超がゴールドコーストに到着し、ホテルが満杯になったそうです。今年も同様それ以上が期待されています。クリスマスから1月3日までの10日間で19万1000人が海岸に出てきたそうですが、125人がライフセーバーの救助を受けたそうです。