2025年 2月
2月17日連邦銀行はキャッシュレート(政策金利)を0.25%下げて4.10%とすると発表しました。豪州の金利は2022年4月 0.10%からほぼ毎月上昇が続き、2023年6月に4.10%となり、5か月後の2023年11月に4.35%となり、15か月ぶりの金利
4.10%です。昨年12月期に発表されたインフレ率は2.4%。月ごとのインフレ率では昨年10月2.1%、11月2.3%、12月2.5%、今年1月も2.5%。連邦銀行が目標としている2-3%の範囲に2期連続して収まっているので、連邦銀行は金利引き下げを決定したようです。若干の引き下げですが、住宅ローンの利率引き下げ、融資が得やすくなることで、新規不動産購入のハードルが下がります。
先日知人に会うためにシドニーに行き、いたるところで路上生活のホームレスがいたので、格差社会のシドニーを見た次第です。しかしゴールドコーストでも賃貸物件が少なくなり、賃貸料が上昇し、ホテルやモーテル、旅行者用の宿泊施設に身を寄せている方も少なくないそうで、路上生活者の数ではないですが、ゴールドコーストには約
500人近くのホームレスがいると聞きました。年収3年分で平均価格の住宅が購入できた1990年代。新型コロナ感染拡大前には年収6-7年分と言われていたものが、今は年収の10年分あるいはそれ以上と言えるかもしれません。ゴールドコーストの格差社会も見え始めています。