これまでのバックナンバー(2022年12月から1月まで)
2025年12月
11月4日オーストラリア準備銀行はキャッシュレートを3.6%変わらずと発表しました。6月期のインフレ率が2.1 %でしたが、先月末の発表で3.2 %に増加していたので、金利引き下げの話はなくなったようです。今後も電気代や市税、旅行関連、ガソリン代などに出費が増えており、12月期発表のインフレ率が落ち着かなければ来年1月28日の次回会合で金利引き下げの話が出なくなるかもしれません。
シーワールドやシェラトンホテルのあるThe Spits が今後 16億ドル(約 1600億円)かけて大きく生まれ変わるそうです。今月からレストランとマリーナのあったMariner's Cove の取り壊しが始まり、小さなボートから73mまでのスーパーヨットをも収納できる新しいfloating marina に生まれ変わります。加えて総工費 4億8000万ドル(約480億円)で150室のRits Carlton ホテルが2029年にオープンの予定です。工事に800人雇用を生み、ホテル開業後450もの雇用が生まれるそうです。Marina Mirageショッピングセンター は最後のレストランが来年1月に閉店次第取り壊しが始まり、5億ドル(約500億円)かけてこれも同2029年にマリオットホテルが経営するホテル&ショッピングストリートに生まれ変わります。シーフードならOmeros Brothers イタリアンのRistorante Felliniなど有名店がたくさんありましたので、ゴールドコーストを訪れた人ならMarina Mirageで一度は食事した方もいるのではないでしょうか。
2025年11月
10月24-26日毎年恒例の GC 500 スーパーカーレースも20万人の観戦者を集め無事終わり、2027年までの開催が決まりました。1周約 3キロの街中のコースを走ります。ポルシェだけのレースや20分で何周回れるかといったタイムレースなどで、1日中楽しめます。約60%の観戦者が市外から来ておりレストランやホテルの利用などで、約 5000万ドル(約45億円)の経済効果が見込まれています。
新聞記事によれば、シドニーのコンドミニアムの売買平均価格は92万7,000 ドルに対し、ゴールドコーストは95万6,000ドルだそうです。最近の取引でメインビーチのペントハウスが1100万ドル、Q1のペントハウスが1150万ドルで売れたことも影響しているかもしれない。Q1の79階のペントハウスは2005年竣工の築20年、最初の売り出し価格は当時の最高値で890万ドル、購入者は日本人でした。シドニーのダブルベイに似ていると言われているメインビーチのユニットの売買平均価格は現在 173万ドルですが、この10 年で2倍超。
6月の報告書で、サウスポートに国内最高となる101 階建ての高層タワーの開発計画についてお知らせしましたが、先日開発許可が下り、来年早々に着工となります。完成しますとメルボルンにある Australia 108 タワーの100階を1階上回り、全高も400m近くに達し、Q1の尖塔を含めた322mを超え国内で1番に、さらに南半球で一番高い建物になります。101階の超高層住宅タワーは全 197戸です。60階建てのオフィスタワーとは22階の連結ブリッジでつながります。One Park Lane プロジェクトは総工費$ 700million(約700億円)です。場所はサウスポートテニスコートやボールクラブの横で、2027年着工、2030年竣工予定のゴールドコーストアリーナというスポーツとエンタテーメント施設で、(想定)12,000人収容 (総工費 $480 million 予想)の横になり、内海を見下ろす位置になります。
2025年10月
10月になり街ではジャカランダの花が咲きだしています。(和名はキリモドキ)全国あちらこちらで花見のイベントがあるようです。現在ブロードビーチからバーレーヘッド迄のトラム(市電)の延伸工事が来年5月の開通に向けて順調に進んでいます。しかし9月1日、Qld 政府はバーレーヘッドからクーランガッタ(空港)までの延伸工事を白紙に戻すと発表しました。中止となった理由は工事費の高騰で、計画が発表された時は 27億ドル(約2610億円)でしたが、現在の試算では98億5000万ドル(約9500億円)と当初計画の3.6倍に膨らんだからだそうです。住民から環境問題を理由に多くの反対意見が出ているのも一つの要因らしいですが、昨年10月に前政権の労働党から自由国民党に変わったことが一番の理由(政治的な理由)と言われています。ブロードビーチからバーリーヘッドへの延伸工事は60%のレールが敷設され、8つの駅の6つが建設中、137か所の架線工事はほぼ終了しているそうで、年内にはテスト運転がブロードビーチー(バーレイヘッド迄の途中駅)マイアミ間で行われるそうです。
現在 65万人のゴールドコーストの人口は2040年代には100万人になるらしく、観光による訪問客数も年間約 1300万人まで増加が予想されており、2040年代には今のバスシステムだと道路が飽和状態になり、交通停滞を引き起こすと予測されています。9月30日に豪州準備銀行の会合があり、現行の政策金利3.6%の据置きだそうです。9月現在のインフレ率は2.1%。準備銀行が目標としているインフレ率2-3%を維持するために年内に今一度の金利引き下げがあるだろうというのが一般的見解です。
2025年9月
8月12日オーストラリア準備銀行は今年3度目の利下げとして、政策金利を0.25%引き下げ、年 3.6%としました。インフレ率は6月期で 2.7%。オーストラリアの賃金上昇は6月までの1年間で3.4%。準備銀行はインフレ率が2-3%の枠内に収まっており、金融政策のさらなる緩和が適切と判断したと記されている。住宅価格は歴史的にみて、利下げサイクルが始まると勢いを増していて、1996年、2001年、2008年、2011年の利下げ開始後1年間で住宅価格は平均して 6%+上昇しているらしい。
ゴールドコーストの住宅は売り物件の不足もあって、年4-6%の価格上昇が最近のレポートで報告されています。私の住むロビーナでは5-8%の上昇が見られ、改築、改装された住宅やタウンハウスに需要があるようです。バーシティレイクも4-6%の上昇がみられ、この地域は投資家による関心が高く、賃貸の需要が高いそうです。パームメドーズのあるMerrimac 地域では6%を超える価格上昇で、初めて住宅を購入する若者や、購入しやすい価格帯で住宅のアップグレードが見込めるなど他州からの関心が高いようです。サーファーズパラダイスの場合、この1年で約 4.1%の価格上昇が見られたというレポートもありました。
8月15‐17日のPacific Airshow がキャンセルされました。米、豪州軍参加の航空ショーで昨年は40万人超の人出だったそうです。今年も海岸に面したホテルやコンドミニアムが満室で20万人以上の観客を期待していたそうですが、3月のサイクロンで海岸の砂浜が浸食被害を受けており、いまだ完全復旧に至らず作業中。大潮、それに伴う大波、大雨が復旧を阻んでおり、ポンプ船、トラックなどによる砂の補給も1歩前進、2歩後退の状況。サーファーズパラダイスの海岸が元に戻るまでまだまだのようです。
2025年8月
ゴールドコースト・マラソン大会が7月6日開催され、竹井祐貴(JR東日本)さんが大会新記録で優勝しました。毎年7000人以上が参加する人気のレースであり、海外からも3500人以上のランナーが集まる国際色豊かな大会です。今回男性の部で1位から6位までを日本人のランナーが独占。7位と8位はアメリカとケニアの選手でしたが、9位と10位も日本人ランナーという快挙でした。毎年参加している元世界選手権日本代表の川内さんは今回21位。女性の部では日本の最高は18位でした。
7月8日オーストラリア準備銀行はキャッシュレートを3.85%変わらずと発表しました。多くの関係者は5月のインフレ率が2.4%で連邦銀行が目標としている2-3%の枠内に収まっていたので、おそらく金利を下げるだろうと予想していましたが、まだ金利を下げるに十分な根拠となる資料が不足しているとのこと。今回6月のインフレ率が2.7%と予想されていましたが結果 2.6%でしたので、多くの関係者は8月12日に行われる会合でおそらく0.25% 程度のカットになのではないかと予想されています。
8月1日よりクィーンズランド州の法律で物件を販売する売主の義務が変わります。購入者が契約書にサインをする前に売主が販売する物件の登記情報、用途地域、賃貸の内容、プールの安全証明、最新の地方税、水道代などを提示する義務が発生し、そういった開示がなければ買主は契約を解除することができることになりました。しかし洪水や山火事等の開示は含まれてません。これから物件の販売を考える方は、販売の前に弁護士と会い、Seller Disclosure Statement(Form 2)を作成する必要があります。
2025年7月
昨年7月から今年6月までの1年(会計年度)で売買されたクィーンズランド州の住宅の高額取引Top 20が発表されました。ブリスベンに5戸、ゴールドコーストに9戸、サンシャインコーストに6戸。この20戸だけで売却総額 $380million (約342 億円)。ある不動産会社のこの半年の販売実績 174件、うち32件が$5million 超えで、その中の9件は$10million を超えていたらしい。ブリスベンの不動産会社ですが、4月5月の2か月で$70million 超の売上を記録したことも記事になっていました。同社では販売物件が昨年比13%減、しかし問合せが60%増。Seller's Market 売り手市場になっています。現在は問い合わせはあるものの売る物件がない状況。特に高額な物件に問い合わせが増えているが、売り物件がないらしい。
先のTop 20の中でゴールドコーストの9件ですが、1位は Palm Beach の物件で$40million、2位はブリスベンの$22 million,3位はサンシャインコーストの物件 $22.5million,4位 Southport の物件で$22million, 6位Palm Beachの物件で $20.2million,9位Surfers Paradiseの物件で $18.5 million、10位 Sorrent の物件で $18 million, 12位Mermaid Beachの物件で $17million ,15位Mermaid Beach の$16.75 million, 16位 Broadbeach Waters の$16.5 million 、19位 Broadbeach Watersの $15.51 million。
現在国内で1番高い建物はメルボルンに2020年竣工した100階建てAustralia Tower ですが、別のメルボルンの開発業者がゴールドコーストのサウスポートに101階建ての高層タワーを建てる計画を発表しました。認可が下りればクリスマスまでに着工したいらしい。完成しますとメルボルンにあるタワーを1階上回り、国内で1番、さらに南半球で一番高い建物になるそうです。ツインタワーなのですが22階のブリッジでつながるそうです。住宅部分は176戸でペントハウスは3階建てだそうです。場所はサウスポートテニスコートやボールクラブの横あたり、2032年のオリンピックまでに完成させたいと企画立案中のスポーツとエンタテーメント施設(想定)12,000人収容のGold Coast Arina (総工費 $480 million 予想)の横になりそうです
2025年6月
5月3日オーストラリア連邦総選挙が行われました。アルバニージー首相の与党労働党(中道左派)がこれまで過半数を1議席上回っていただけの77議席から94議席に伸ばして、単独で過半数を維持。3年ぶりに最大野党の保守連合(中道右派)が政権奪取を目指しましたが、大きく議席数を落としてしまい、党首までが落選しました。新しい党首として、前政権時に保険、スポーツ相、高齢者ケア相、環境相を歴任したスーザン・リー現副党首が選出され、野党で最も首相に近い女性となっています。
5月20日連邦銀行はキャッシュレート(政策金利)を0.25 %下げて3.85 %にすると発表しました。今年2月以来の引き下げです。3月期のインフレ率が2.4%と連邦銀行がターゲットにしていた2-3%の枠中に納まりつつあります。今後のインフレ状況や雇用の増加状況によりますが、専門家によりますと、年内にもう一回切り下げがあるのではないかと予想されています。
新聞に出ていた最近の大きな売買2つご紹介します。Billionaire's Row と呼ばれているHedges Ave, Mermaid Beach の物件が$16.75 million(90円換算で15億円)で売却。この所有者は2000年に$1.55million で購入。海岸に面しているのは10mで、土地面積は405㎡。住宅地でありながら、坪単価が約1200万円相当となります。銀座には及びませんが、日本橋周辺の土地価格に匹敵です。
内海に作られた人工島の中の高級住宅地ソブリンアイランドの住宅1つが$14.5million で売れました。2012年に$5.325 millionで購入。2013年に$8 mで販売開始、2015年$11mで1年かけても売れず、翌年オファーを受ける形に変えてもさらに2年売れず。何度も売り出したが、価格が高いという理由で売れなかったそうなので、ここ数年の住宅価格の高騰でやっと追いついたという。住宅価格は高騰していますが、他州の投資家がいうにはゴールドコーストはstill sort of sleeping giant (眠れる巨人)だそうです。
2025年5月
5月3日オーストラリア連邦総選挙が行われます。アルバニージー首相の与党労働党(中道左派)が、(これまで過半数を1議席上回っていただけでしたが)今回単独で過半数を維持できるかどうか。あるいは3年ぶりに最大野党の保守連合(中道右派)が政権奪回できるのか。今回の選挙の争点は主としてインフレ、高金利による物価高、エネルギー問題、住宅問題などです。
ゴールドコーストの人口増は以前お知らせしたとおりですが、人口増加は加速されているようで、一昨年6月末から12か月で19,170人の増加があり、(19,170 のうち14,530は他州からの移住)このペースでいくと2037年には100万人を超えるらしい。仮に2万人近くの人口流入で、平均4人家族として単純に計算すると毎年5000戸が必要になります。3人家族なら6666戸。1棟あたり100戸前後が1つのコンドミニアムプロジェクトとして、50棟~60棟ものタワーが毎年建てられていく必要があります。他の資料では2031年までに3万8800戸の住宅/アパートが必要(つまり平均5500戸/年)、またある資料では2032年までに430棟(つまり61棟/年)が必要という資料もありました。2045年までに必要な住宅は14万4000戸(7200戸/年)とも言われています。昨年ゴールドコーストには62本ものタワークレーンが建ったそうで、これまでの最高記録だそうです。
それでも供給が追い付かずゴールドコーストのコンドミニアムの価格が高騰しています。2000年のコンドミニアム平均価格は17万4900ドルでしたが、現在79万5000ドルだそうで、約4.5倍。直近の1年で平均価格は2万ドル上昇しているらしい。新規の分譲価格でも100万ドルを超える物件が多くみられる状況ですが、過去2年で100万ドルを超えた売買が67%。昨年4月からの4半期では89%の売買が100万ドルを超えているという記事もありました。あるいは2014年(約10年前)の時点で200万ドルを超える物件は33戸しかなかったのですが、2024年には528戸のセールスがあったという記事もありました。
2025年4月
サイクロン「アルフレッド(Alfred)」が3月6日(木)から7日(金)にかけてブリスベンあたりに接近、8日上陸、クィーンズランド州南東部地域のバス、電車及びフェリー等公共交通機関はすべて運休、ブリスベンの総領事館も6日及び7日は臨時閉館でした。Pacific Fair や Robina Town Centreは6日も7日休み、ゴールドコースト空港は5日(水)より閉鎖された。各所で洪水、多くの倒木等が発生、サイクロンの影響による停電は、自然災害によるものとしてQLD州史上最悪の規模となっており、クィーンズランド州南東部最大で30万戸以上で停電。ゴールドコーストでは最悪時約15万戸で停電となった。幸い我が家では数時間の停電だったが、街から離れた地域では1週間前後停電したところもあり、冷蔵庫の食料品がダメになったようです。街の多くの信号機が作動せず、洪水で100以上の道路が閉鎖、約100の携帯電話のタワーが壊れ、インターネットなど通信障害も発生した。
海岸線では時速100キロ超える風が記録され、ツィードヘッドで15mの高波、メインビーチでは12.3mを記録。 ゴールドコーストのランドマークQ1では横に約1.5mも揺れたそうだが、開発分譲した会社がいうには設計上時速205キロの風まで大丈夫らしい。ゴールドコーストの海岸線の約80%の砂が波に持っていかれたそうで、海岸に約2ー3mの浸食段差ができ、ライフガードの監視塔の1つの土台が浸食された砂と一緒に波にのまれて倒れ、いくつかは崖っぷちで残った。海岸はゴールドコーストの最大の観光資源なのでイースターまでにサーファーズとブロードビーチの海岸を優先的に復旧しようとしています。2017年にも同様の際には市は1000万ドル(約9億円)を費やしたそうなので今回もそれ位かかるらしい。今後の課題として人口のサンゴ礁を作るなどの案が出ています。3月のホテル稼働率が平均20%も下がったそうで、これは1億3700万ドル(約120億円)の損失らしい。
オーストラリア政府は2025年4月1日から2年間、外国人の投資家による中古住宅の購入を禁止すると発表。この規制は移民によるビザや就労ビザでも外国人は中古の不動産の購入ができなくなるという規制です。しかしホープアイランドやサンクチャリーコーブのようなITR(複合リゾート住宅地) は除外されているので、この禁止措置が住宅価格に与える影響は限定的かもしれません。シドニーでは過去10年間で住宅価格が約70%高くなり、現在の住宅平均価格が120万ドルまで上昇。シドニーでは売買平均価格が年収の13.8倍と言われており、16.7倍という香港に次いで不動産が高騰しています。バンクーバー12.3倍、ホノルル10.5倍、メルボルン9.8倍と続きます。中国やアジア圏の投資家による中古の不動産購入は昨年7月ー9月の3か月だけで12億3000万ドル。その3分の1が中国で4億ドル(約360億円)台湾、香港、ベトナム、インドネシアそれぞれ1億ドル(約90億円)。近く行われる総選挙の争点の一つで、中国からの投資を止めるための規制だという人もいるようです。
2025年3月
2月17日連邦銀行はキャッシュレート(政策金利)を0.25%下げて4.10%とすると発表しました。豪州の金利は2022年4月 0.10%からほぼ毎月上昇が続き、2023年6月に4.10%となり、5か月後の2023年11月に4.35%となり、15か月ぶりの金利 4.10%です。昨年12月期に発表されたインフレ率は2.4%。月ごとのインフレ率では昨年10月2.1%、11月2.3%、12月2.5%、今年1月も2.5%。連邦銀行が目標としている2-3%の範囲に2期連続して収まっているので、連邦銀行は金利引き下げを決定したようです。若干の引き下げですが、住宅ローンの利率引き下げ、融資が得やすくなることで、新規不動産購入のハードルが下がります。
先日知人に会うためにシドニーに行き、いたるところで路上生活のホームレスがいたので、格差社会のシドニーを見た次第です。しかしゴールドコーストでも賃貸物件が少なくなり、賃貸料が上昇し、ホテルやモーテル、旅行者用の宿泊施設に身を寄せている方も少なくないそうで、路上生活者の数ではないですが、ゴールドコーストには約 500人近くのホームレスがいると聞きました。年収3年分で平均価格の住宅が購入できた1990年代。新型コロナ感染拡大前には年収6-7年分と言われていたものが、今は年収の10年分あるいはそれ以上と言えるかもしれません。ゴールドコーストの格差社会も見え始めています。
2025年2月
ゴールドコーストの人口は現在66万人、日本での都市ランキング20位くらいで静岡市68万人、船橋市64万人に相当します。しかし今後の予想では2035年までに82万人、2041年までに91万、 2046年までに100万人と言われていており、今後20年で現在の仙台市、千葉市に匹敵する大きさになってしまいます。毎年約15,000人の増加が予想されており、政府はその予想を元に上下水道、道路、オープンスペースの確保などを計画、住宅供給の場合毎年 6000戸の供給が必要となります。
QLD政府のプランでは2031年までに38800戸の住宅供給を想定していますが、現状のゴールドコーストは大きく遅れています。QLD の他の地域ではどこも建築申請の数は増加しているのに、昨年比ゴールドコーストは20.7%減です。建築費の高騰?土地の不足、労働賃金の問題、熟練工の不足、許認可取得済でも着工するには高すぎてスタートできないらしく、この4年間で棚上げされた物件はいくつもあったそうです。建築費の問題に加えて役所への申請費用の上昇も原因のひとつだそうで、地方計画コストの増加、そして高額なインフラ課税などにより、新規の承認が妨げられ、最終的に価格が上昇しています。
昨年の土地の値上がりではMermaid Beach が一番で17%up. Parkwood 15.3% up、Gaven 13.6%up, Ashmore 13.1% up ユニットの場合Ormeau 18.3%up, Broadbeach Waters 16.7%up, Merrimac 16.6% up, ゴールドコーストの41の住宅地域で,価格が上昇し、2地域変わらず、マイナスになったのは17地域です。ゴールドコーストは今年10-13%の上昇が予想されており、ケアンズ 7-11%、ブリスベン 7-10%, サンシャインコースト 12-16% の価格上昇が予想されているそうです。
2025年1月
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2024年にQld州内で売買された中で高額での取引Top 10 の中にゴールドコーストの物件が5つも入っていました。1位は Palm Beach の物件で$40m(4000万ドル=約40億円)。2位はヌーサの物件(サンシャインコースト)で$30m、3位、4位は共にMermaid Beach の物件で$28m(2800万ドル ), $25m (2500万ドル)でした。そして5-8位はブリスベン、ヌーサの物件で、9位にPalm Beach の物件$20.2m、10位に Sanctuary Cove の$19.7m だったそうです。
過去3年間の売買の平均価格で比較した場合、ゴールドコーストで一番有名な通りと言えばHedges Ave., Mermaid Beachで、平均価格が$10.35m (1035万ドル)です。次いでHedge Ave. の南の延長上にあるAlbatross Ave., Mermaid Beachで $9.75m(975万ドル), Edgecliff Pl., Hope Island $8.1m , Jefferson Lane, Palm Beach$7.825と続きます。ゴールドコーストの平均住宅価格が $1.19m と言われているので、8-10倍の価格で取引されている通りです。
全国の最も高額なところと比較してみますと、シドニーハーバーの見えるWolseley Rd., Point Piper が全国で一番のようで、平均取引額が$45m (4500万ドル=約45億円)。しかも昨年より$12m も値上がりしているそうです。その中の1軒は住宅ローン会社の創設者の家は$200m (2億ドル=約200億円)超えだそうで、これまでの最高記録$140mを抜いたそうです。ゴールドコーストの物件も高くなったものだと思ったのですが、やはりシドニーやメルボルンの物件には到底かなわないようです。
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11月4日オーストラリア準備銀行はキャッシュレートを3.6%変わらずと発表しました。6月期のインフレ率が2.1 %でしたが、先月末の発表で3.2 %に増加していたので、金利引き下げの話はなくなったようです。今後も電気代や市税、旅行関連、ガソリン代などに出費が増えており、12月期発表のインフレ率が落ち着かなければ来年1月28日の次回会合で金利引き下げの話が出なくなるかもしれません。
シーワールドやシェラトンホテルのあるThe Spits が今後 16億ドル(約 1600億円)かけて大きく生まれ変わるそうです。今月からレストランとマリーナのあったMariner's Cove の取り壊しが始まり、小さなボートから73mまでのスーパーヨットをも収納できる新しいfloating marina に生まれ変わります。加えて総工費 4億8000万ドル(約480億円)で150室のRits Carlton ホテルが2029年にオープンの予定です。工事に800人雇用を生み、ホテル開業後450もの雇用が生まれるそうです。Marina Mirageショッピングセンター は最後のレストランが来年1月に閉店次第取り壊しが始まり、5億ドル(約500億円)かけてこれも同2029年にマリオットホテルが経営するホテル&ショッピングストリートに生まれ変わります。シーフードならOmeros Brothers イタリアンのRistorante Felliniなど有名店がたくさんありましたので、ゴールドコーストを訪れた人ならMarina Mirageで一度は食事した方もいるのではないでしょうか。
2025年11月
10月24-26日毎年恒例の GC 500 スーパーカーレースも20万人の観戦者を集め無事終わり、2027年までの開催が決まりました。1周約 3キロの街中のコースを走ります。ポルシェだけのレースや20分で何周回れるかといったタイムレースなどで、1日中楽しめます。約60%の観戦者が市外から来ておりレストランやホテルの利用などで、約 5000万ドル(約45億円)の経済効果が見込まれています。
新聞記事によれば、シドニーのコンドミニアムの売買平均価格は92万7,000 ドルに対し、ゴールドコーストは95万6,000ドルだそうです。最近の取引でメインビーチのペントハウスが1100万ドル、Q1のペントハウスが1150万ドルで売れたことも影響しているかもしれない。Q1の79階のペントハウスは2005年竣工の築20年、最初の売り出し価格は当時の最高値で890万ドル、購入者は日本人でした。シドニーのダブルベイに似ていると言われているメインビーチのユニットの売買平均価格は現在 173万ドルですが、この10 年で2倍超。
6月の報告書で、サウスポートに国内最高となる101 階建ての高層タワーの開発計画についてお知らせしましたが、先日開発許可が下り、来年早々に着工となります。完成しますとメルボルンにある Australia 108 タワーの100階を1階上回り、全高も400m近くに達し、Q1の尖塔を含めた322mを超え国内で1番に、さらに南半球で一番高い建物になります。101階の超高層住宅タワーは全 197戸です。60階建てのオフィスタワーとは22階の連結ブリッジでつながります。One Park Lane プロジェクトは総工費$ 700million(約700億円)です。場所はサウスポートテニスコートやボールクラブの横で、2027年着工、2030年竣工予定のゴールドコーストアリーナというスポーツとエンタテーメント施設で、(想定)12,000人収容 (総工費 $480 million 予想)の横になり、内海を見下ろす位置になります。
2025年10月
10月になり街ではジャカランダの花が咲きだしています。(和名はキリモドキ)全国あちらこちらで花見のイベントがあるようです。現在ブロードビーチからバーレーヘッド迄のトラム(市電)の延伸工事が来年5月の開通に向けて順調に進んでいます。しかし9月1日、Qld 政府はバーレーヘッドからクーランガッタ(空港)までの延伸工事を白紙に戻すと発表しました。中止となった理由は工事費の高騰で、計画が発表された時は 27億ドル(約2610億円)でしたが、現在の試算では98億5000万ドル(約9500億円)と当初計画の3.6倍に膨らんだからだそうです。住民から環境問題を理由に多くの反対意見が出ているのも一つの要因らしいですが、昨年10月に前政権の労働党から自由国民党に変わったことが一番の理由(政治的な理由)と言われています。ブロードビーチからバーリーヘッドへの延伸工事は60%のレールが敷設され、8つの駅の6つが建設中、137か所の架線工事はほぼ終了しているそうで、年内にはテスト運転がブロードビーチー(バーレイヘッド迄の途中駅)マイアミ間で行われるそうです。
現在 65万人のゴールドコーストの人口は2040年代には100万人になるらしく、観光による訪問客数も年間約 1300万人まで増加が予想されており、2040年代には今のバスシステムだと道路が飽和状態になり、交通停滞を引き起こすと予測されています。9月30日に豪州準備銀行の会合があり、現行の政策金利3.6%の据置きだそうです。9月現在のインフレ率は2.1%。準備銀行が目標としているインフレ率2-3%を維持するために年内に今一度の金利引き下げがあるだろうというのが一般的見解です。
2025年9月
8月12日オーストラリア準備銀行は今年3度目の利下げとして、政策金利を0.25%引き下げ、年 3.6%としました。インフレ率は6月期で 2.7%。オーストラリアの賃金上昇は6月までの1年間で3.4%。準備銀行はインフレ率が2-3%の枠内に収まっており、金融政策のさらなる緩和が適切と判断したと記されている。住宅価格は歴史的にみて、利下げサイクルが始まると勢いを増していて、1996年、2001年、2008年、2011年の利下げ開始後1年間で住宅価格は平均して 6%+上昇しているらしい。
ゴールドコーストの住宅は売り物件の不足もあって、年4-6%の価格上昇が最近のレポートで報告されています。私の住むロビーナでは5-8%の上昇が見られ、改築、改装された住宅やタウンハウスに需要があるようです。バーシティレイクも4-6%の上昇がみられ、この地域は投資家による関心が高く、賃貸の需要が高いそうです。パームメドーズのあるMerrimac 地域では6%を超える価格上昇で、初めて住宅を購入する若者や、購入しやすい価格帯で住宅のアップグレードが見込めるなど他州からの関心が高いようです。サーファーズパラダイスの場合、この1年で約 4.1%の価格上昇が見られたというレポートもありました。
8月15‐17日のPacific Airshow がキャンセルされました。米、豪州軍参加の航空ショーで昨年は40万人超の人出だったそうです。今年も海岸に面したホテルやコンドミニアムが満室で20万人以上の観客を期待していたそうですが、3月のサイクロンで海岸の砂浜が浸食被害を受けており、いまだ完全復旧に至らず作業中。大潮、それに伴う大波、大雨が復旧を阻んでおり、ポンプ船、トラックなどによる砂の補給も1歩前進、2歩後退の状況。サーファーズパラダイスの海岸が元に戻るまでまだまだのようです。
2025年8月
ゴールドコースト・マラソン大会が7月6日開催され、竹井祐貴(JR東日本)さんが大会新記録で優勝しました。毎年7000人以上が参加する人気のレースであり、海外からも3500人以上のランナーが集まる国際色豊かな大会です。今回男性の部で1位から6位までを日本人のランナーが独占。7位と8位はアメリカとケニアの選手でしたが、9位と10位も日本人ランナーという快挙でした。毎年参加している元世界選手権日本代表の川内さんは今回21位。女性の部では日本の最高は18位でした。
7月8日オーストラリア準備銀行はキャッシュレートを3.85%変わらずと発表しました。多くの関係者は5月のインフレ率が2.4%で連邦銀行が目標としている2-3%の枠内に収まっていたので、おそらく金利を下げるだろうと予想していましたが、まだ金利を下げるに十分な根拠となる資料が不足しているとのこと。今回6月のインフレ率が2.7%と予想されていましたが結果 2.6%でしたので、多くの関係者は8月12日に行われる会合でおそらく0.25% 程度のカットになのではないかと予想されています。
8月1日よりクィーンズランド州の法律で物件を販売する売主の義務が変わります。購入者が契約書にサインをする前に売主が販売する物件の登記情報、用途地域、賃貸の内容、プールの安全証明、最新の地方税、水道代などを提示する義務が発生し、そういった開示がなければ買主は契約を解除することができることになりました。しかし洪水や山火事等の開示は含まれてません。これから物件の販売を考える方は、販売の前に弁護士と会い、Seller Disclosure Statement(Form 2)を作成する必要があります。
2025年7月
昨年7月から今年6月までの1年(会計年度)で売買されたクィーンズランド州の住宅の高額取引Top 20が発表されました。ブリスベンに5戸、ゴールドコーストに9戸、サンシャインコーストに6戸。この20戸だけで売却総額 $380million (約342 億円)。ある不動産会社のこの半年の販売実績 174件、うち32件が$5million 超えで、その中の9件は$10million を超えていたらしい。ブリスベンの不動産会社ですが、4月5月の2か月で$70million 超の売上を記録したことも記事になっていました。同社では販売物件が昨年比13%減、しかし問合せが60%増。Seller's Market 売り手市場になっています。現在は問い合わせはあるものの売る物件がない状況。特に高額な物件に問い合わせが増えているが、売り物件がないらしい。
先のTop 20の中でゴールドコーストの9件ですが、1位は Palm Beach の物件で$40million、2位はブリスベンの$22 million,3位はサンシャインコーストの物件 $22.5million,4位 Southport の物件で$22million, 6位Palm Beachの物件で $20.2million,9位Surfers Paradiseの物件で $18.5 million、10位 Sorrent の物件で $18 million, 12位Mermaid Beachの物件で $17million ,15位Mermaid Beach の$16.75 million, 16位 Broadbeach Waters の$16.5 million 、19位 Broadbeach Watersの $15.51 million。
現在国内で1番高い建物はメルボルンに2020年竣工した100階建てAustralia Tower ですが、別のメルボルンの開発業者がゴールドコーストのサウスポートに101階建ての高層タワーを建てる計画を発表しました。認可が下りればクリスマスまでに着工したいらしい。完成しますとメルボルンにあるタワーを1階上回り、国内で1番、さらに南半球で一番高い建物になるそうです。ツインタワーなのですが22階のブリッジでつながるそうです。住宅部分は176戸でペントハウスは3階建てだそうです。場所はサウスポートテニスコートやボールクラブの横あたり、2032年のオリンピックまでに完成させたいと企画立案中のスポーツとエンタテーメント施設(想定)12,000人収容のGold Coast Arina (総工費 $480 million 予想)の横になりそうです
2025年6月
5月3日オーストラリア連邦総選挙が行われました。アルバニージー首相の与党労働党(中道左派)がこれまで過半数を1議席上回っていただけの77議席から94議席に伸ばして、単独で過半数を維持。3年ぶりに最大野党の保守連合(中道右派)が政権奪取を目指しましたが、大きく議席数を落としてしまい、党首までが落選しました。新しい党首として、前政権時に保険、スポーツ相、高齢者ケア相、環境相を歴任したスーザン・リー現副党首が選出され、野党で最も首相に近い女性となっています。
5月20日連邦銀行はキャッシュレート(政策金利)を0.25 %下げて3.85 %にすると発表しました。今年2月以来の引き下げです。3月期のインフレ率が2.4%と連邦銀行がターゲットにしていた2-3%の枠中に納まりつつあります。今後のインフレ状況や雇用の増加状況によりますが、専門家によりますと、年内にもう一回切り下げがあるのではないかと予想されています。
新聞に出ていた最近の大きな売買2つご紹介します。Billionaire's Row と呼ばれているHedges Ave, Mermaid Beach の物件が$16.75 million(90円換算で15億円)で売却。この所有者は2000年に$1.55million で購入。海岸に面しているのは10mで、土地面積は405㎡。住宅地でありながら、坪単価が約1200万円相当となります。銀座には及びませんが、日本橋周辺の土地価格に匹敵です。
内海に作られた人工島の中の高級住宅地ソブリンアイランドの住宅1つが$14.5million で売れました。2012年に$5.325 millionで購入。2013年に$8 mで販売開始、2015年$11mで1年かけても売れず、翌年オファーを受ける形に変えてもさらに2年売れず。何度も売り出したが、価格が高いという理由で売れなかったそうなので、ここ数年の住宅価格の高騰でやっと追いついたという。住宅価格は高騰していますが、他州の投資家がいうにはゴールドコーストはstill sort of sleeping giant (眠れる巨人)だそうです。
2025年5月
5月3日オーストラリア連邦総選挙が行われます。アルバニージー首相の与党労働党(中道左派)が、(これまで過半数を1議席上回っていただけでしたが)今回単独で過半数を維持できるかどうか。あるいは3年ぶりに最大野党の保守連合(中道右派)が政権奪回できるのか。今回の選挙の争点は主としてインフレ、高金利による物価高、エネルギー問題、住宅問題などです。
ゴールドコーストの人口増は以前お知らせしたとおりですが、人口増加は加速されているようで、一昨年6月末から12か月で19,170人の増加があり、(19,170 のうち14,530は他州からの移住)このペースでいくと2037年には100万人を超えるらしい。仮に2万人近くの人口流入で、平均4人家族として単純に計算すると毎年5000戸が必要になります。3人家族なら6666戸。1棟あたり100戸前後が1つのコンドミニアムプロジェクトとして、50棟~60棟ものタワーが毎年建てられていく必要があります。他の資料では2031年までに3万8800戸の住宅/アパートが必要(つまり平均5500戸/年)、またある資料では2032年までに430棟(つまり61棟/年)が必要という資料もありました。2045年までに必要な住宅は14万4000戸(7200戸/年)とも言われています。昨年ゴールドコーストには62本ものタワークレーンが建ったそうで、これまでの最高記録だそうです。
それでも供給が追い付かずゴールドコーストのコンドミニアムの価格が高騰しています。2000年のコンドミニアム平均価格は17万4900ドルでしたが、現在79万5000ドルだそうで、約4.5倍。直近の1年で平均価格は2万ドル上昇しているらしい。新規の分譲価格でも100万ドルを超える物件が多くみられる状況ですが、過去2年で100万ドルを超えた売買が67%。昨年4月からの4半期では89%の売買が100万ドルを超えているという記事もありました。あるいは2014年(約10年前)の時点で200万ドルを超える物件は33戸しかなかったのですが、2024年には528戸のセールスがあったという記事もありました。
2025年4月
サイクロン「アルフレッド(Alfred)」が3月6日(木)から7日(金)にかけてブリスベンあたりに接近、8日上陸、クィーンズランド州南東部地域のバス、電車及びフェリー等公共交通機関はすべて運休、ブリスベンの総領事館も6日及び7日は臨時閉館でした。Pacific Fair や Robina Town Centreは6日も7日休み、ゴールドコースト空港は5日(水)より閉鎖された。各所で洪水、多くの倒木等が発生、サイクロンの影響による停電は、自然災害によるものとしてQLD州史上最悪の規模となっており、クィーンズランド州南東部最大で30万戸以上で停電。ゴールドコーストでは最悪時約15万戸で停電となった。幸い我が家では数時間の停電だったが、街から離れた地域では1週間前後停電したところもあり、冷蔵庫の食料品がダメになったようです。街の多くの信号機が作動せず、洪水で100以上の道路が閉鎖、約100の携帯電話のタワーが壊れ、インターネットなど通信障害も発生した。
海岸線では時速100キロ超える風が記録され、ツィードヘッドで15mの高波、メインビーチでは12.3mを記録。 ゴールドコーストのランドマークQ1では横に約1.5mも揺れたそうだが、開発分譲した会社がいうには設計上時速205キロの風まで大丈夫らしい。ゴールドコーストの海岸線の約80%の砂が波に持っていかれたそうで、海岸に約2ー3mの浸食段差ができ、ライフガードの監視塔の1つの土台が浸食された砂と一緒に波にのまれて倒れ、いくつかは崖っぷちで残った。海岸はゴールドコーストの最大の観光資源なのでイースターまでにサーファーズとブロードビーチの海岸を優先的に復旧しようとしています。2017年にも同様の際には市は1000万ドル(約9億円)を費やしたそうなので今回もそれ位かかるらしい。今後の課題として人口のサンゴ礁を作るなどの案が出ています。3月のホテル稼働率が平均20%も下がったそうで、これは1億3700万ドル(約120億円)の損失らしい。
オーストラリア政府は2025年4月1日から2年間、外国人の投資家による中古住宅の購入を禁止すると発表。この規制は移民によるビザや就労ビザでも外国人は中古の不動産の購入ができなくなるという規制です。しかしホープアイランドやサンクチャリーコーブのようなITR(複合リゾート住宅地) は除外されているので、この禁止措置が住宅価格に与える影響は限定的かもしれません。シドニーでは過去10年間で住宅価格が約70%高くなり、現在の住宅平均価格が120万ドルまで上昇。シドニーでは売買平均価格が年収の13.8倍と言われており、16.7倍という香港に次いで不動産が高騰しています。バンクーバー12.3倍、ホノルル10.5倍、メルボルン9.8倍と続きます。中国やアジア圏の投資家による中古の不動産購入は昨年7月ー9月の3か月だけで12億3000万ドル。その3分の1が中国で4億ドル(約360億円)台湾、香港、ベトナム、インドネシアそれぞれ1億ドル(約90億円)。近く行われる総選挙の争点の一つで、中国からの投資を止めるための規制だという人もいるようです。
2025年3月
2月17日連邦銀行はキャッシュレート(政策金利)を0.25%下げて4.10%とすると発表しました。豪州の金利は2022年4月 0.10%からほぼ毎月上昇が続き、2023年6月に4.10%となり、5か月後の2023年11月に4.35%となり、15か月ぶりの金利 4.10%です。昨年12月期に発表されたインフレ率は2.4%。月ごとのインフレ率では昨年10月2.1%、11月2.3%、12月2.5%、今年1月も2.5%。連邦銀行が目標としている2-3%の範囲に2期連続して収まっているので、連邦銀行は金利引き下げを決定したようです。若干の引き下げですが、住宅ローンの利率引き下げ、融資が得やすくなることで、新規不動産購入のハードルが下がります。
先日知人に会うためにシドニーに行き、いたるところで路上生活のホームレスがいたので、格差社会のシドニーを見た次第です。しかしゴールドコーストでも賃貸物件が少なくなり、賃貸料が上昇し、ホテルやモーテル、旅行者用の宿泊施設に身を寄せている方も少なくないそうで、路上生活者の数ではないですが、ゴールドコーストには約 500人近くのホームレスがいると聞きました。年収3年分で平均価格の住宅が購入できた1990年代。新型コロナ感染拡大前には年収6-7年分と言われていたものが、今は年収の10年分あるいはそれ以上と言えるかもしれません。ゴールドコーストの格差社会も見え始めています。
2025年2月
ゴールドコーストの人口は現在66万人、日本での都市ランキング20位くらいで静岡市68万人、船橋市64万人に相当します。しかし今後の予想では2035年までに82万人、2041年までに91万、 2046年までに100万人と言われていており、今後20年で現在の仙台市、千葉市に匹敵する大きさになってしまいます。毎年約15,000人の増加が予想されており、政府はその予想を元に上下水道、道路、オープンスペースの確保などを計画、住宅供給の場合毎年 6000戸の供給が必要となります。
QLD政府のプランでは2031年までに38800戸の住宅供給を想定していますが、現状のゴールドコーストは大きく遅れています。QLD の他の地域ではどこも建築申請の数は増加しているのに、昨年比ゴールドコーストは20.7%減です。建築費の高騰?土地の不足、労働賃金の問題、熟練工の不足、許認可取得済でも着工するには高すぎてスタートできないらしく、この4年間で棚上げされた物件はいくつもあったそうです。建築費の問題に加えて役所への申請費用の上昇も原因のひとつだそうで、地方計画コストの増加、そして高額なインフラ課税などにより、新規の承認が妨げられ、最終的に価格が上昇しています。
昨年の土地の値上がりではMermaid Beach が一番で17%up. Parkwood 15.3% up、Gaven 13.6%up, Ashmore 13.1% up ユニットの場合Ormeau 18.3%up, Broadbeach Waters 16.7%up, Merrimac 16.6% up, ゴールドコーストの41の住宅地域で,価格が上昇し、2地域変わらず、マイナスになったのは17地域です。ゴールドコーストは今年10-13%の上昇が予想されており、ケアンズ 7-11%、ブリスベン 7-10%, サンシャインコースト 12-16% の価格上昇が予想されているそうです。
2025年1月
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2024年にQld州内で売買された中で高額での取引Top 10 の中にゴールドコーストの物件が5つも入っていました。1位は Palm Beach の物件で$40m(4000万ドル=約40億円)。2位はヌーサの物件(サンシャインコースト)で$30m、3位、4位は共にMermaid Beach の物件で$28m(2800万ドル ), $25m (2500万ドル)でした。そして5-8位はブリスベン、ヌーサの物件で、9位にPalm Beach の物件$20.2m、10位に Sanctuary Cove の$19.7m だったそうです。
過去3年間の売買の平均価格で比較した場合、ゴールドコーストで一番有名な通りと言えばHedges Ave., Mermaid Beachで、平均価格が$10.35m (1035万ドル)です。次いでHedge Ave. の南の延長上にあるAlbatross Ave., Mermaid Beachで $9.75m(975万ドル), Edgecliff Pl., Hope Island $8.1m , Jefferson Lane, Palm Beach$7.825と続きます。ゴールドコーストの平均住宅価格が $1.19m と言われているので、8-10倍の価格で取引されている通りです。
全国の最も高額なところと比較してみますと、シドニーハーバーの見えるWolseley Rd., Point Piper が全国で一番のようで、平均取引額が$45m (4500万ドル=約45億円)。しかも昨年より$12m も値上がりしているそうです。その中の1軒は住宅ローン会社の創設者の家は$200m (2億ドル=約200億円)超えだそうで、これまでの最高記録$140mを抜いたそうです。ゴールドコーストの物件も高くなったものだと思ったのですが、やはりシドニーやメルボルンの物件には到底かなわないようです。
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