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ゴールドコーストの魅力

これまでのバックナンバー(2020年12月から1月まで)

2020年12月
熱波の季節となりGCは連日30度を超え、内陸部数か所で40度を超えており、各所で森林火災も発生しています。
12月1日よりクィーンズランド州は一部の地域からの入州を規制するなど閉鎖していた州境を完全に再オープンし、他州から自由な往来が可能となりました。観光業界にとってこの上ない吉報で、シドニー-GC,メルボルン-GCの飛行機の便数が徐々に増えていくようです。ゴールドコースト空港には昨年週に420便の発着があったそうですがこの7ヶ月間 99%の便がキャンセルされており、クリスマスまでには昨年の 50%にまでの回復を目指しています。

不動産物件情報 realestate.com.au 最新の発表によりますと、全国の投資家によるemail 問い合わせの数が一番多いのが昨年に続いて今年もゴールドコースト(それでも昨年の5.5%減)です。サンシャインコーストが2位で昨年比 10.5%増、NSW Central が昨年の10位から3位に、メルボルンの市内は4位ですが昨年比 30.2%減、メルボルンの西部、南東部が5位、6位、QLD州境にあるTweed 周辺が7位、シドニー郊外ハンターバレー(昨年28位)、ブリスベン、シドニー市内(昨年比31.4%減)と続きます。クラスターの発生が影響しているのか、シドニー周辺はほとんどの地域で30%から45%の減。投資家の関心が都心から郊外あるいは地方に変わってきているようです。

12月5日現在、クィーンズランド州での感染者/入院中は計11名。お亡くなりになった方はこれまでと変わらず6名。過去24時間の新規感染者がオーストラリア国全体で7人。入院中は28人。10月に感染の広がったビクトリア州は12月5日現在新規感染者数が37日連続でゼロを記録しました。豪州の基準では、28日間新規感染がない場合、市中感染が根絶されたとみなされているので、注意を払いながらですが、各地で規制の緩和が始まっています。

12月12日より、ニュージーランド(NZ)からQLD州への入州制限を解除されます。現在のところ、NZから隔離無しの入国を認めているのは、ニューサウスオーストラリア州、西オーストラリア州及びノーザンテリトリーのみ。しかしNZは、日本及び豪州を含む全ての外国人の入国禁止を継続したままであり、NZに入国するには事前に入国規制免除を受け、査証を得た上で、14日間の管理隔離が必要です。

ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は14日、隣国オーストラリアとの間で隔離が不要となる自由な相互往来について、来年1~3月に開始されると発表しました。両国では新型コロナウイルスの感染がほぼ封じ込められていることから、往来再開の条件が整ったと判断されており、往来再開の日程は新年に発表されるらしい。



2020年11月
USAの大統領選挙は今年一番の話題となっていますが、ここQLD 州でも10月31日に州議会選挙が行われました。
選挙では、州民の健康を考えて州境の閉鎖を実行した与党労働党の女性党首と厳格な境界封鎖措置によって経済活動が損なわれたと訴える野党自由党の女性党首の対決となりましたが、与党の労働党が過半数を確保し、州境の閉鎖に州民の同意を得たことになります。11月3日より州境の封鎖処置の一部緩和が発表されていますが、依然とシドニー都市部からとビクトリア州民が除外されています。新聞記事ではQLDの観光産業は封鎖によって毎日600万ドルの損を出しているとか、シドニー都市部からの観光客でQLD州は毎年30億ドル(約2250億円)もの観光収入が得られていたという記事も見られるので、早期封鎖解除を期待ししている人は少なくないようです。

QLD の首相は州民の健康なくして経済の壮健はないというスピーチをしています。観光産業で成り立っている州でありながら他州民の排斥、入州拒否を訴え、それが民衆に受け入れられていることで、州民の覚悟が伺えられます。

11月3日恒例のメルボルンカップが無観客で開かれたその日、オーストラリア中央銀行は今年3月以来となる政策金利の引き下げを発表。これまでの0.25%から0.1%に引き下げられました。コロナウイルスで徹底的な打撃を受けたオーストラリア経済の雇用促進と不況からの脱出に向けて、特に経済的に苦しい中小企業への融資や若者の住宅ローンの金利返済の負担軽減になればというコメントでした。2024年まで0.1%の政策金利が続くとみられています。

11月5日現在、ゴールドコーストでの感染者/入院中は1名ですが、いまだお亡くなりになった方は0。QLD州でお亡くなりになった方は6名、オーストラリア全体で907名の方がお亡くなりになりましたが、内 819名がビクトリア州。そのビクトリア州もこの5日間の新規感染者は0で、3週間以上2桁の感染者を出していません。



2020年10月
10月1日より日本ではビジネスや留学などの中長期滞在者を対象にした入国制限の緩和が始まったそうですね。豪州では10月16日からニューサウスウェルズ州とノーザンテリトリー州のみがニュージーランドからの渡豪を2週間の隔離なしで受け入れるそうです。しかしニュージーランドは自国民の安全を考えると隔離免除は時期尚早と考え、海外からの帰国時に2週間の隔離を要請しているので、片道だけの緩和となります。豪州にとってこれが国際間相互交通の第1歩となりますが、受け入れの条件は1日のコロナ陽性者が3日間平均で3人未満の地域に限るという厳しい条件が付きます。今のところ他の州がこの隔離免除処置を受け入れることができるかどうか不明です。

10月1日よりクィーンズランド州はニューサウスウェルズ州の北部地域の一部に隔離免除措置が適応されます。これによりバイロンベイや周辺のビーチリゾート地との行き来が可能になり約15万人の移動が予想されています。しかしニューサウスウェルズとの州境が開かれたわけでなく通行証を持っている人のみに限られます。今後1か月感染経路不明の集団感染が起こらなければ、ニューサウスウェルズとの州境が11月1日に開かれる予定です。

例年10月に開催されているスポーツカーレースGold Coast 600 がキャンセルされ、例年11月に高校を卒業した学生がゴールドコーストに集まるスクーリーズ(Schoolies)関連の各種行事(コンサート等)も中止となりました。何もかも昨年と違う世の中ですが、自然界では何もなかったかのように、昨年と同じようにジャカランダの花が咲き始めています。





2020年9月
9月3日政府は3月18日に宣言した他国からの入国禁止、海外渡航の禁止を3か月延長し12月17日までとしました。
クィーンズランド州は新型コロナの感染者数が増えているビクトリア州に加えて8月8日よりニューサウスウェルズ州、キャンベラのある首都特別地域からの入州も禁止すると発表。9月末まで州境は閉鎖されます。

オーストラリアの統計局が発表した7月の失業率は全国で 7.5%。22年ぶりの高い数字。しかしこれはメルボルン及び近郊のロックダウン前の数字です。観光に大きく依存しているクィーンズランド州は州境の閉鎖が大きく影響し、失業率は他州より高く 8.8%。しかし財務省の最近の発表ではオーストラリア全体の失業率は4月の 14.6%をピークに現在9.9%だそうで、クィーンズランド州は11.4%です。単純に10人に一人が失業している状況で、すでに100万人をこえる失業者が出ているらしく、年末までさらに40万人の失業者が出ると予想されています。

失業者には政府から2週間ごとに$1500 の給付援助金が支払われています。当初は6か月だけでしたが、さらに6ヶ月の延長が認められました。将来的に200万人の給付補助金を準備するために、$1200、$1000と減額が予定されています。

   9月2日現在の感染者数 回復  死亡  感染者合計 
ゴールドコースト    4   195   0    199
クィーンズランド州  30  1086   6    1128
オーストラリア    432       663  25923  感染者 432人の内 406人がビクトリア州
日本                 1307   69001
全世界               852,758  2560万人



2020年8月
メルボルン/シドニーから旅行で帰ってきたブリスベンの女性2人が滞在先の虚偽申告をして、自己隔離もせずに1週間普通に生活していたらしく、7月29日彼女らのコロナ感染が確認されました。、内一人が働いていた学校は休校になったり、立寄ったショッピングセンターやレストランでは消毒、接触者の追跡、関係者の感染のチェックやらで大騒ぎでした。
同日Qld州知事は感染の拡大しているビクトリア州に加えてシドニー周辺のエリアをホットスポットとし、14日以内に滞在歴のある人のQld.州への入州を8月1日より禁止することを発表しました。Qld州の住人及びQld州が必要とする人は例外として入州が認められますが、政府指定の宿舎にて14日間自費による自己隔離が義務付けられます。ツイードヘッドの州境では滞在歴の有無の確認で車が長蛇の列となっています。

8月2日現在Qld州(ゴールドコースト)では、感染者1085(196)名の内1066(196)名が回復、この24時間での感染者 1(0)名、現在の新型コロナ陽性者 13(1)名、内入院患者 7(0)名、これまでの死亡6(0)名です。
しかしビクトリア州ではこれまでの感染者10,931名、この24時間の新規感染者は397名で、これまでの死者は
116名。8月3日(月)より、ビクトリア州全域において外出時のマスク着用が義務化され、罰金は$200だそうです。
メルボルンのホットスポットエリアはロックダウン。自宅に訪問者を迎え入れたり、他人の家を訪問することも禁止されます。1日1人だけ自宅周辺の買い物が可能ですが、夜の8時から朝5時まで外出禁止となります。期間は9月13日までの6週間です。幸いゴールドコーストでは店舗、レストランでの人数制限や社会的距離の規制はありますが、今のところほとんどの人がマスクなしの生活をしています。

追記:クィーンズランド州は8月8日よりシドニー周辺だけでなくニューサウスウェルズ州全体、キャンベラのある首都特別地域からの入州も禁止すると発表しました。この規制は8月末に見直しが予定されています。


2020年7月
4月3日より閉鎖されていたクィーンズランド州境の通行規制が解かれ、7月10日よりビクトリア州を除く他州からの訪問が可能となります。再び感染の広がっているビクトリア州に直近の14日に立ち寄っていないという申告が必要で、立ち寄った人は各人の実費で指定されたホテルに2週間の自己隔離を義務付けられます。違反者は最高$4000の罰金です。
7月1日現在クィーンズランド州では、新型コロナ陽性者2名、17日に1名、26日1名。以降の感染者報告は0。
地元のショッピングセンターは活気が出てきてますが、観光客期待のサーファーズ中心地の人出はまだ少ないようです。

国境は来年まで閉鎖される可能性ありとオーストラリア政府高官の発言もあり今後も微妙なところです。航空業界は国内線の完全回復には2022年までかかり、国際線を含めた航空需要が昨年のレベルに戻るまで最低3年はかかると予想しています。6月18日カンタス航空は,7月末までとしていた国際線の運休を(ニュージーランド線を除いて)10月末まで延長すると発表しました。同25日全従業員の20%に相当する約6,000人の解雇と今後約19億豪ドル(約 1400億円)の資金調達を発表しています。豪州で2番目に大きなバージンオーストラリア航空(現在の従業員9,000人)は4月に経営破綻し自主管理となり買手を探していましたが、最近米国の投資会社Bain Capital のオファーを受けたようです。今後は国際線より国内線に集中し、従業員は5000-6000人と言っているので、こちらも事業縮小、人員解雇が予想されます。


2020年6月
オーストラリア全体で感染拡大は落ち着き、今後どのように経済活動が再開されるのかに焦点が移っています。
   5月31日現在の感染者数 回復 死亡 感染者合計 
ゴールドコースト    1   192  0  193 ゴールドコーストでは99.5%の方が回復し死者は0。
クィーンズランド州  5   1046  7 1058 98.8%の方が回復。亡くなった方はこれまで7名。
オーストラリア    478   6614 103 7195  合計検査数 1,454,568 陽性率0.5%
日本                 891 16851
全世界             365,000  589万人

オーストラリア国内のコロナウィルス感染者数が500人を下回っています。これは海外からの帰国者に対して14日間の自宅隔離となった3月17日以来です。各州ごとに感染状況が違うので規制緩和にも違いがありますが,添付のQLD州の段階的規制緩和ロードマップ(5月8日発表、ブリスベン総領事館訳)に州民の努力により、感染対策が奏効していると判断し、ステージ1の2週間前倒しが発表され、6月1日からステージ2(6週間)となりました。州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能なった他、レストラン,カフェ及びパブも最大で20人までの集会や食事が可能となりました。次は州境の閉鎖がいつ解かれるのかが待たれます。

5月21日現在全日空は現在唯一の日豪直行便であるシドニー・羽田の運航(週3便)を6月29日(月)まで継続。カンタス航空及びジェットスターは7月末まで国際線は運休。ニュージーランド線については,6月末まで運休。ドイツやスイスなど3月に封鎖した国境を6月15日に開放すると表明しましたが、豪州政府は近い将来に海外渡航が可能となる見通しは今はないとコメントしています。


2020年5月
4月16日現在のゴールドコースト/クィーンズランド州の状況
Qld州では3月末ー4月にかけて毎日50人前後の感染者が報告されていましたが、2週間たった時点で1桁に減少しました。
   16日現在の感染者数  回復  死亡 感染者合計  
ゴールドコースト  112   73   0    185   39%の方が回復し、死者は0。
クィーンズランド州 554   442   5    1001  442名が回復。亡くなった方はこれまで5名
オーストラリア           63    6458
 
4月30日現在のゴールドコースト/クィーンズランド州の近況
Qld州の新たな感染者は 一昨日は1名、昨日は0名でした。これまでの合計検査数は 108,137
   30日現在の感染者数 回復  死亡  感染者合計 
ゴールドコースト   15   177    0   192  92%の方が回復し、死者は0。
クィーンズランド州  94   943    6  1033  943名は回復。亡くなった方はこれまで6名
オーストラリア          5714   91   6753  合計検査数 563,641
全世界               227000 310万人

3月28日に100人以上の集会が禁止、3月30日には家族2人以上の行動が禁止、4月3日には州境の越境が禁止されました。あれから1ヶ月が経過し、規制も徐々に緩和され、ビーチ、カフェ、レストラン、各ショップがオープンされています。
規制を守らない人への罰金が科せられたことが効果があったかもしれません。Qld州では警察官がルールを違反している人に$1,334.50 の罰金のキップを切り、会社ですとその場で$6,672.50のキップを切ります。友人とラウンジでビデオゲームをしていて罰金、海岸でバーベキューで罰金、ホテルの部屋で5人が飲んでいて各人が罰金、14日の自己隔離を抜け出しているのがわかって罰金です。各州によって若干金額に違いはありますが、法律でQld 州は最高で$13,345 もしくは禁固6か月が適用されます。

4月20日カンタス航空に次いで2番目に大きなバージンオーストラリア航空(ブリスベンが本拠地)が経営破綻しました。ブリスベン羽田を3月29日より就航予定でしたが、残念でした。政府に約960億ドルの支援を要請していましたが、拒否されてしまいました。



2020年4月
4月1日現在のゴールドコースト/クィーンズランド州の近況
3月23日レストラン、カフェ、スポーツジム等人が集まる場所が閉鎖され、不動産のオークションやオープンハウスも禁止
3月26日遊園地,博物館,美術館,図書館等が閉鎖。30日120年の歴史を持つ大手デパートMyerが1か月休業します。約 1万人の従業員が無給で自宅待機となるそうです。それに追従するように多くの小売り店舗が休業となっています。

3月26日の0時QLD とNSW の境界が封鎖されました。直近のQld 州の失業率は5.6%でしたが、すでに5万人が失業していて、6月には11%を超える可能性があるそうです。保健相が定める1.5mの社会的距離を確保すればビジネスは継続できますが政府が今後外出自粛を強制することになれば、数万社の小企業が破綻し50万人が失業するともいわれています。

現在結婚式で5人、葬式でも10人以上の集まりが禁止。29日家族以外との集会は2人(自分ともう1人)に制限されました
3月20日より非居住者の入国が禁止。国内の感染者の8割が海外からの帰国者もしくは彼らと接触した人らしい。居住者が帰国でも2週間の自己隔離が義務化。さらに24日豪州人の海外渡航が禁止され、29日豪州国外から豪州国内の空港に到着する者全員に,到着空港がある都市のホテル等で14日の自己隔離を義務づける旨,発表されました。

カンタス航空とジェットスター航空は3月下旬から5月末まで国際線を運休。約3万人の従業員のうち約2万人が有給あるいは無給休暇をとらされます。3月29日から開始を予定していたヴァージン・オーストラリア航空羽田ーブリスベン線も就航延期。同社は3月30日から6月14日まで間,全ての国際線を運休します。JAL成田(3月29日以降は羽田発着)-シドニー便については4月30日まで運休。4月に通常運航予定となっている日本への直行便は全日空(ANA)の 羽田・シドニー線(週7便)のみだそうですが、状況によっては変わるかもしれません。


2020年3月
豪州中央銀行は政策金利を昨年10月に過去最低の0.75%としたばかりですが、3月3日、中国の景気減速や新型コロナウィルス感染拡大による打撃を和らげるために、さらに0.5%引下げ、最低記録更新の0.25%に設定。

昨年より森林火災がニュースでしたが、1月から2月にかけて局所豪雨、大雨となり内陸部は大洪水。それで森林火災はほぼ鎮火。焼失した森林の面積は約770万ha(豪州全土の100分の1、北海道より若干小さい位)2800棟以上の住宅が焼失。そして今は連日新型コロナウィルスのニュースやすべてのスーパーからトイレットペーパーがなくなるなど全く日本と同じです。年間 144万人の中国観光客数(外国人全体の15.3%)が2月に入ってほとんど街で見られなくなり、日本同様ゴールドコースト/オーストラリアの観光業界が頭を抱えています。

新しい開発としてサウスポートの旧市民病院跡地の横に71, 62、50、18階の4つのタワー計画が市に承認され、1000戸のユニット、140室のホテルと1300席のオーディトリウムが計画されています。以前お知らせしましたが旧市民病院跡にも学生とリタイア層をターゲットにした複合住宅開発12階から25階建ての中高層ビル8棟計画されており、住宅は約1000戸、各種店舗や医療施設、若者と年配者の生活が融合した街が計画されています。


2020年2月
オーストラリアの森林火災はニューヨークタイムズ1面に出るほど世界的な環境問題として取り上げられています。幸いにもゴールドコースト近辺では森林火災はほぼ鎮火していておりますが、1月18日未明、3時間で300mmを超える大雨がゴールドコーストの各地で記録されました。家の浸水や路上の車の水没、M1ハイウェイも6時間にわたって通行止となり、RACQ自動車保険の会社に240件を超える申請があったそうです。久しく干ばつでしたので、いわば恵みの雨とでもいえますが、これだけ短期間に降りますと災害となってしまいます。さぞかしダムに水がたまっただろうと想像しましたが、ダムの水を確保する山全体が枯渇していたので、意外にもダムにまで水がたどり着かず、水量はほんの数%の増加だったそうです。

高級住宅地 Sovereign Island の3500㎡の空き地が950万ドル(約7億円)で売買されました。これまでこの地域での空き地の売買最高値は260万ドルでしたし、住宅の売買最高値も700万ドルでしたので、大きく記録を更新したことになります。購入したのはイギリス在住の豪州人だそうですが、住宅には1200-1400万ドル(約10億円)をかけるそうです。総額からするとシドニーの高級住宅地並みです。


2020年1月
東京オリンピックパラリンピックの開催まで約6か月ですが、2032年のオリンピック誘致に向けてQld州が名乗りを上げるそうです。試算ではオリンピック誘致に関する出費は53億ドルで.その経済効果は13万人の雇用を作り、80憶ドル(約6000億円)の貿易促進が期待されます。Qld 州にはIOC が想定する80%の施設がすでにあるそうで、現在立候補が噂されている国は中国、ドイツ、南北統一朝鮮らしいです。開催国が決まるのは2022年だそうです。

ゴールドコースト近郊の森林火災はほとんどが消火されましたが、今月早々の発表では Qld州は25万ha(神奈川県の大きさに匹敵)の森林と約45戸が焼失、NSW州ではいまだ100か所の火災が確認されており、約360万ha(青森、秋田、岩手の大きさに匹敵)の森林と1000戸以上の焼失、西オーストラリア州では120万ha(ほぼ新潟県の大きさ)の森林と約100戸の住宅が焼失、ビクトリア州でも、50万haの森林と約70戸の住宅が焼失。森林火災の煙は約2000キロ離れたニュージーランドにまで達しており、今はこの火の勢いを止める大雨を待つしかないのかも。


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